あまちゃん／第１２週後半・25年前とリンクする日

「周りが変わったんだよ！すごいことなんだよ！自信持ちなさい！」

ここで泣いて

勉さんの告白（たかがワカメで！）で泣いて

吉田（吉田正義ってすごい名前。よしよし…）にあぶねぇ！って

叫んだあとに浜のばっぱ見て泣いて

追いすがるユイちゃんの号泣見てまた泣いて…。

いやーもうだめ、泣きっぱなしでしたよ。

金曜のばっぱの「ゆるしてけろ…」で

ふたりはすっとしてたけど、私はなんか

「あやまったからって終わっていいのかなー？」と

ひとりすっとしてなかったんです。実は。

それが25年前の大漁旗エピソードで、ほんとーにほんとーに

すっとしました。ああよかった。

「海だね−」「どーしてもいぐのか？」「1か10か？」などなど

いままでずっと見てきた人へのごほうびのように

がんがん伏線が回収されて、これまたすっとしたー。

仙台からの新幹線の切符が、ふつうの乗車券ではないように見えて

ひょっとして回数券？なして？指定券は取らないのか？

第三セクターだとどういうしくみで切符買うんだ？？

と、ふしぎに思ってたんですが…。

なるほど、回数券だからユイちゃんに

「いつでも東京に行ける」という希望とともに

手渡すことができたんですね。

ユイちゃんも、アキによって変わった周りのひとりだよね。

以前のクールで醒めたユイじゃなくて、

やりたいことを強く主張するようになり、

自分のずるさと嫉妬深さを自覚して、

心からアキのことも応援できる子になった。

昔のままなら、アキが残るって言ったら止めなかったんじゃないかな。

あの切符を手渡すまでの一連の流れも、すっごいなーって

思ってました。お芝居的に。

乗車口で話す→アキが「おらも残る」と荷物を取りに

車内に引き返す→「それはだめ！」と説得しにユイが車内に入る→

荷物の前でアキがとっさに切符を渡す→ヒロシがユイをうながして降りる…

無理と無駄がない。

で、涙涙で次週の予告見て、荒巻ダンシングで

なんかもうどうでもいい気になるという…。