2012年10月27日土曜日

平清盛 第41回「賽の目の行方」


今週はちょっと時間がないので、スケッチしたのをそのままアップ−。
ほんとは縁側で大根の葉をついばむ鶏さんとか、
もうほんとはいくつなんだよ、的な乙前さんとか、描きたかったんだけど。

西光、耐えろ、耐えてくれーーー。
というこちらの思いもむなしく、鹿ヶ谷へと…。ああ…。

2012年10月20日土曜日

平清盛 第40回「はかなき歌」


もともと「盛絵」参加は
「滋子ちゃんかわいい、描きたい!」というきもちになったのが
最初のきっかけだったので…
その滋子ちゃんが死んじゃって、ああどうしよう?ってかんじです…。

時忠が「平家はこれからたいへんー」みたいなことを口では言いながら
実際は静かに涙を流すシーンが、すごくよかったです。
野心たっぷり・冷静なようで、でも実際は妹が死んでほんとに悲しい…という
彼の二面性・チャーミングさが表れてましたね。

さて、滋子ちゃんになだめられていた成親と西光。
ストッパーがいなくなって、そして…と、物語は流れていくわけですわね…。


2012年10月12日金曜日

平清盛 第39回「兎丸無念」


「ああ、源氏が勝って、平家が負けるんだ…」と
この回ではっきりわかりました。
知ってるけど考えたくなかった、でも思い知らされた、
そんなかんじ。

橋の上の紗那王。
清盛さまを父と慕うておりました、と言いながらも
平家を連想させる赤い紗の衣を脱ぎ捨てる。
弁慶とふたり、着ているのは源氏の白。
そして生まれる前からの、自分の味方を手に入れる。

橋の下の清盛。
いちばん大事にしなくてはいけなかった友を
赤い羽根まみれにして死なせてしまう。
自分を見てうれしそうにしていたかむろの赤い衣は
「始末」され、赤い炎の中に消えていく。

もう絶対負けるよ、無理だよ清盛−!
このへんでやめとけー!

…と、止める人がいないんだよねえ…。

うわぁぁぁん。




2012年10月2日火曜日

平清盛 第38回「平家にあらずんば人にあらず」


建春門院さんは、平家から出てえらーい人になっちゃったわけですが。

清盛は、平家の血筋じゃなくて白河院の子。
時忠は、おねーさんが平家に嫁いだだけの、外から来た人。
とかいろいろ考えていくと
「平家にあらずんば人にあらず」ってのは、重くて難しい言葉だなと
思いました。
平家の一員であるために、時忠は汚れ仕事を引き受けないといけない。
平家の血をうけついでない清盛は、つまり人ではなく、
もののけである…。

ね、深いですね。
こんな風に使われるとは思いませんでしたね、この台詞。